大宮エリーさんの個展&トークショー@阪急うめだ、そしてジェフェリー・バワ

日常のキロク

こんにちは!マキさんちへようこそ!

阪急なんばで開催されている、大宮エリーさんの個展に行ってきました。(会期は2023年12月25日まで。)さらに、現代美術家の椿昇さんとのトークショーを聞き、スリランカの建築家ジェフェリー・バワのお話で、以前スリランカに行ったときのことを思い出しました。

急に思い立って、個展に行くことに(長すぎる前段の話)

フットワークの軽い人間になりたくて、「行きたい」とか「やりたい」と思ったことはできるだけすぐに行動するようにしています。(もちろんそうでないことも多い。)

最近QuizKnockが好きで、YouTubeなど見ていますが、先日たまたま伊沢さんがエリーさんの「スナックエリー」に出演することを開始5分後くらいにX(旧Twitter)で知り、慌てて見始めました。

「スナックエリー」は、エリーさんがスナックのママ、ゲストがスナックのお客さんのような感じで、お酒を飲みながらお話する配信です。ゲストはミュージシャンが多いかな?もともとは、私が好きなGLAYのHISASHIさんが出演していたことからエリーさんを知り、「この人好き!」と思って調べたところ、本も書いていらっしゃるということで読んでみると、思わず爆笑の本があれば、深く心にしみわたる本もあり…。しばらくすると、絵の活動も始められて、個展も何回か行きました。

ということで、伊沢さんがスナックエリーに出演するとは、まさに「推しと推しのコラボ!」。お二人ともいい感じに酔っ払い、楽しいトークでした。その中で、伊沢さんがエリーさんに言った、「ちょっとエリーさん!褒められたときに、逃げてコメント欄を読み上げるのやめてくださいよ!ちゃんと褒められてくださいよ!」という趣旨の発言をされたのが印象的でした。(ちなみに、伊沢さんもエリーさんから褒められるとコメント欄読んだり、同じことしがち☆)あれだけ才能のある方たちでも、褒められるとやっぱり照れるんですね~。そういうところも好きなんですけど。翻って自分も、褒めてくれる人がいたら、素直に「ありがとう」と言えるようになりたいです。以前何かで読んだのですが、褒められたときに、特にTHE日本人は「いえいえ、そんなことないですよ~私なんて全然…」と言いがちだと思いますが、これは褒めてくれた人を否定することにも繋がる、と。お前見る目が無いなぁって言っているのと同じだと。う~ん、これには目から鱗がポロポロでした。謙遜という美徳はもちろんあるけれど、褒められたらちゃんと受け止められるような行動を日頃からしていたい。そして、皮肉で褒めてくる人も中にはいるけど、それに「ありがとう」で返したら、もはや皮肉が意味を成さなくなって結果ハッピーになるかなと。

話が逸れすぎましたが、伊沢さんとのスナックエリーの中で、現在エリーさんが大阪で個展を開催中ということを知り、しかも次の土曜日にトークショーがあるということで、急に行くことにしました。

個展&トークショー@阪急うめだ(ついに本編)

せっかく大阪に行くのだから、以前から行きたいと思っていた【太陽の塔】を見に行き、その近くにある【国立民族学博物館】に行ったところ(その話は別の記事にしました)、なんだかんだ時間がギリギリになってしまい、トークショーが始まる15時ぎりっぎりになんとか阪急うめだのギャラリーに到着!すでにたくさんの人が集まっていて、というかエリーさんもすぐそこにスタンバイしていた!びっくり!

トークショーは、現代美術家の椿昇さんとの掛け合いで進められました。トークショーと言っても、座ってお話を聞くのではなく、お二人がギャラリーの中の作品を順番に解説してくれるという贅沢仕様。実はわたくし、失礼ながら椿さんのことは存じ上げなかったのですが(美術に造詣がないものですみません)、関西弁の軽妙なトークで盛り上げてくださり、関西に来たな!という感じがして楽しかったです。(椿さんは大学で教鞭を取られている、偉い先生です。またしても失礼な物言いですみません)

椿さんのお話で特に心に残ったのは、美術品の値段のこと。絵画とか立体作品とか、美術品ってかなりのお値段がしますよね。今回はギャラリーでの開催ということで、販売もされていて、値段も掲示されていました。エリーさんの作品も、予想通り、当然のことながら、なかなかのお値段。もちろんその価値はあるし、作家さんの才能や努力に対する対価として、高価になるのは当然です。しかし、椿さんは美術品の値段が高額すぎることを懸念されていました。「高すぎるから、実物を購入して家に飾ることができる人が少なすぎる。」と。確かに。だから、日常的にアートに触れるって難しいですもんね。

さて、今回の個展はスペースごとにいろいろな作品が展示されていました。以下、○○ゾーンという名前は、私が勝手につけたものです。

お花畑ゾーン

こちらは今回の個展に向けて描いた新作とのこと。HAPPYな空間。

森の動物ゾーン

かわいい動物たちの立体作品。ほのぼの~。

こちらの蝶々、「未来の乗り物」というテーマで作られた作品で、本来は背中に乗れるとのこと!私が行ったときは、右の触覚を負傷中で触れなかったのですが、お子さんとか乗ったらめちゃ喜びそう^^

海ゾーン

マンタかな?左の絵の、青色がとてもきれいでした。

くらげがいる海の絵と、着物に海の絵を描いたもの。

こちらのクラゲの絵は、以前も見たことがある作品で、もともとは横にとても長い作品でした。そして、この作品を展示していた時、絵の前で人がどんどん寝始めたことがあるという逸話のある作品!

エリーさん曰く、こちらの絵を描く前日まで久高島の祭礼に参加して、神様のお餅を食べたら高熱が出て、絵を描いたら熱が下がると言われたときの作品とのこと。だから、久高島のエネルギーが入っているとのこと。個人的には、久高島のお話のときに、「岡本太郎さんもよく行かれていた…」と言われたのに、おおお!となりました。さっき太陽の塔見たよ、と。久高島の話も著書で読んだよ、と。勝手に共通点感じて喜ぶわたくし。

リゾート地ゾーン

各地のリゾート地をモチーフにした絵のゾーン。

ここで、椿さんからスリランカの建築家、ジェフェリー・バワのお話が。エリーさんもスリランカのバワが設計したホテルに泊まったことがあるとのこと。バワは、インフィニティープールの生みの親で、各地にリゾートホテルなど素敵な建物を残しています。

私は10年くらい前ですが、スリランカに行ったことがあり、バワのオフィスだった場所を改装したカフェ「Paradise Road」に行ったことがあります。素敵な建物で、とても良い空間でした。

そして、カフェの隣の雑貨店で、バワの写真集を買うか本気で悩んだことを思い出しました。かなり分厚い写真集で、さすがに重いよなぁと思ってやめたのですが、やっぱり買えば良かったかなぁ。大型書店で探そう。またスリランカに行きたくなりました。そして、バワの設計したホテル「ヘリタンス カンダラマ」に泊まりたい!とりあえず、期限が切れているパスポートを取り直さねば!

まとめ

フットワーク軽く行動してみた結果、好きなものがどんどん繋がっていって、なんだか嬉しくなりました。太陽の塔&国立民族学博物館に行った記事もよかったら読んでください^^

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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