神戸旅:旧・居留地下水渠と布引ダム

日常のキロク

こんにちは!マキさんちへようこそ!

大塚国際美術館に行ったあと、神戸に泊まって2つの上下水道施設を見に行きました。

①旧・居留地下水渠(きゅう・きょりゅうち げすいきょ)

明治時代に作られた、レンガ造りの下水管です。その一部は、現在でも雨水の排水用に使われているとのこと。明治5年(西暦1872年)頃に竣工したということは、150年以上前!すごい!

旧居留地の第十五番館横の歩道に公開されています。

夜の写真なので見づらいですが、卵型の下水渠を見ることができます。2002年に土木学会選奨土木遺産、2004年に国登録有形文化財に登録されています。

夜の第十五番館もキレイでした。静かで風が気持ちよい夜の散歩ができました。

②布引五本松堰堤(布引ダム)

翌日は新神戸駅からすぐの布引ダムを目指してハイキングへ。5分もかからず、「砂子(いさご)橋」が現れます。

新幹線の駅からすぐなのに木がいっぱいでうれしい!遊歩道を進んでいくと、水道管らしきものが露出しているところが。確か看板にも、遊歩道の下を水道管が通っていると書いてあったけど、ちょっと細いかな?

滝のしぶきで涼みつつ登っていくと、ついに布引ダムが!

石積みがかっこいい!とはいえ、このダムは石積みを型枠とした「日本初の重力式コンクリートダム」とのこと。1900年竣工(2005年耐震補強工事)、120年以上たった今も現役で神戸市民の生活を支えています。2006年には国指定重要文化財に登録されています。

水道管を再利用したこんなものも。真ん中の突起を押すと、ダムの解説が流れます。(大音量で流れてちょっとびっくりしました 笑)

体力なし人間が、写真を撮りつつゆっくり登っても、新神戸駅から1時間かからずでした。遊歩道もきちんと整備されているのでスニーカーで大丈夫。

ここからは、ハーブ園内のロープウェイ駅(風の丘中間駅)を目指して歩きました。水天宮の鳥居をくぐって階段を上っていくと、だんだん険しい道に…。草が茂っていて不安になりつつ登っていくと車道に出て、無事にハーブ園にたどりつきました。そして暑い体に最高のラベンダーソフトクリーム♡

せっかくなのでハーブ園の中も散策して帰ることに。ロープウェイの頂上駅まで登りましたが、遊歩道よりきつかったかも。真面目な話、足腰の強くない人や車椅子の人には危ないくらいの坂です。(上りもきついけど、下るのも危ないと思う。)

ロープウェイからも布引ダムが見えたので、急いで写真撮影。
ハイキングもダムも楽しめて良い旅でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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