【読書キロク】『靴下は今夜も宙を舞う』生活支援員95・著

読書のキロク

こんにちは!マキさんです!

図書館の新刊コーナーに展示されていて、『靴下は今夜も宙を舞う』というタイトルが気になったので借りてみました。

本の概要

知的障害のある方のグループホームや入所施設で生活支援員をしている95(キューゴ)さんのエッセイ的な著書。ところどころに専門用語の解説もあり、福祉の知識がなくても読み進められます。

感想

まずはタイトルについて。
一番最後に仕込んできましたね~!!!声を出して笑ってしまった!

という感じで、全体的に95さんと利用者さんの愉快な日々がつづられています。
もちろん大変なお仕事で、愉快なことばかりではないのに、その中でおもしろいことを見つけて利用者さんと信頼関係を結んでいる95さんはすごいなぁ。

支援員の資質についての部分で印象に残ったのは、

支援員の資質として一番必要な部分は「感情を制御する」ってところ。言い換えると、自分の感情をコントロールする能力ってこと。

p.213より

という言葉。これはどんな仕事でも、プライベートでも大事にしたい。怒りもコントロールしたいし、無駄に自分を責めて落ち込むのではなく、反省と改善で対処したい。

おもしろくて勉強になったし、巻末の参考文献も読んでみようと思いました。

コメント